こんにちは。ノアです
昨日は、
穀の蔵のHPでもご紹介させて頂いております
『有機野菜セット』の
年1回の有機生産者との交流会があり、
上北郡横浜町の、はまなす生産組合さんの圃場見学に参加して来ました
午前中は太陽が見え隠れしていましたが、午後からは夏の暑さになりました
そんな中で見学して来た野菜たちはこちら
カラシ菜は、紫よりも緑の方がピリッとした爽やかな辛さがありました
代表の鈴木さんの説明で勉強になった事がたくさんありました
その中でも衝撃を受けたのは・・・
昔の農薬を使った作物は水で洗い流すと、ある程度は除去されたそうですが、
今の農薬は水で洗っても洗い流されず、逆に作物に浸透してしまうそうです。
その分、現在の農薬や化学肥料は濃度が強いという事なんでしょうか・・・
こんな話しも伺いました。
昨年のメロンは、今の時期まで順調に育っていたそうです。
ところが、これから収穫を迎えようとした時に、ハウスの中で病気が発生してしまったとのこと
その為昨年は、メロンが全く収穫出来なかったそうです
他の生産者さんでもよくある事だそうですが、一度病気がハウスの中で発生してしまうと、
何年も収穫できない事があるのだそうです。
鈴木さんの場合、病原菌が発生したハウスのビニールシートを閉じたままで、
害虫に侵されたメロンを苗ごと畑の中に戻すという作業をしたそうです。
もちろん害虫はどんどん発生していきます。
そうすると、害虫同士でその異常発生を抑える為に、害虫は徐々に減っていき、
最終的にはバランスのとれた良い土壌になるのだそうです
まさに頭の下がる逆転の発想ですね〜
そんな甲斐もあって、今年の土壌には病原菌が発生せず、今のところ順調に生育しているそうです
このまま順調に育つと7月25日前後には甘くて美味しいメロンが収穫できると説明していました。
おいしそぉ〜
驚いた事に、畑の周囲の雑草は伸ばしっぱなしなんです
害虫は苗よりも雑草を好んで食いついてくれる為、わざと伸ばしっぱなしにしているんだそうです。
除草剤などを使わない有機栽培の、自然を利用した生産者さん達の知恵ですね
そんな中でも畑の中で、1列の中でほんの2〜3苗に虫の住家があるそうです。
その苗に集中して虫が寄り付く為、虫食い葉っぱになっています。
いくつかの苗(葉っぱ)は犠牲になるけれど、他の苗を確実に守っているんですね。
家庭菜園をしている方達にアドバイスがありました。
育てている作物が病気になったからといって、抜き取ってしまわず、
そのままの土に反してあげた方が良いそうです。
今回は初めての圃場見学でしたが、有機栽培で育っている野菜はとてもみずみずしくて、
味が濃く、野菜そのものの甘さがしっかりとしていて本当に美味しかったです
生産者さん達の愛情たっぷりに育った有機野菜
お世話になっているたくさんのお客様の笑顔にかわる食材を
これからもたくさんお届けしていきたいと思っております
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